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フレッドを探しています [笑えるアメリカ旅行シリーズ]

こんばんは、酸素を肺から取り入れ、血液中に含ませている皆さん。


今回はアメリカ旅行シリーズ番外編をサクサクっと書くことにする。

タイトルは「フレッドを探しています」とした。



ちなみに本当に探している。

見かけた方はご一報を。



さて、9年前の遥か昔、俺はアメリカへ行った。

その話は今までで16話書いている



関西国際空港から山手線に乗り一路サンフランシスコへ。

いや、飛行機に乗り太平洋を横断した。



そのサンフランシスコ入国からこの16話は始まっている。

そして今回はその関空前に起こった出来事を書くことにする。



相変わらず前置きが長い。

あまりにも前置きが長過ぎたのでちょっと疲れてきた。



疲れてきたので本題は簡単に書くことに今決めた。



「大阪の泉佐野で出発前夜宿泊したホテルで出発の朝に財布を落とした」



簡単に言えばこの一行だ。

付け加えるならば、



「その落とした財布をイギリス人(想像)のフレッド(仮名)に拾ってもらった」



となる。




この旅で地元を出発したのが夕方。

なのでまずは大阪に1泊したのである。



そして次の日の朝、ホテルのロビーでおもいっきりTV。

じゃなく、おもいっきり見事に財布を落としてしまったのだ。



全く気付かなかった。

落としたことすら気付いていなかった。



いきなりガイジン(おそらくイギリス人のフレッドという名前っぽい人)が俺のほうに歩み寄ってきた。

そして俺の財布を俺に渡してくれた。



英語で何やら言っていたが何と言っていたのかは覚えていない。

それに対し、俺は「オオ、スミセーン、アリガト」と流暢な英語もどきで返した。



その時は事の重大さに気がつかなかった。

後から考えるとこれは凄いことだと。



その財布にはかなりの金額が入っていた。

なにせ今からトータル12日間のアメリカ旅行へ行くのだ。



円、米ドル、クレジットカード数枚、トラベラーズチェック、こども銀行券など数十万円分。

まだ国内なので全部一つの財布に入れていたのだ。



全財産を落としてしまうことの恐ろしさ。

はっきり言ってシャレにならない。




そんな大事な財布をフレッド(仮名)は拾って正直に渡してくれたのだ。

俺は落としたことすら気付いてないので彼がこの財布を持っていっても全然解らない。



それをガイジンのくせにちゃんと届けてくれた。

これはもう泣きたいぐらいの感動ではないだろうか。



この時は「ポカーン」としてしまって事の重大さに気付かなかった。

彼にはアメの一つでも買ってあげるべきだった。




というわけでタイトルの「フレッドを探しています」となる。

今更ながらお礼がしたい。



そこで皆さんにはフレッド(仮名)を探して欲しい。

そしてフレッド(仮名)本人がこの記事を見ているならば名乗り出て欲しい。




情報としてあるのはこれらだ。

少々データが不足している。





「9年前の10月11日に泉佐野のホテルに宿泊」

「たぶんイギリス人」

「顔がフレッドっぽい」

「かっこいい日本人に財布を拾ってあげた」




イギリス人だと予想したのは紳士っぽかったからだ。

アメリカ人だと財布は持っていかれた気がする。




とにかく皆さんの情報が頼りだ。



「フレッドが近所のコンビニでおでんを買っていた」

「フレッドが笑っていいともの観覧席に居た」

「フレッドはうちのお父さんよ」



など、どんな情報でも構わない。



どんな些細な情報でもいいので、コメントでもメールでも送ってほしい。

勿論、本人からのコメントも待っている。




もし奇跡的にフレッド(仮名)が見つかったら、是非彼には、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメを買ってやる。


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コメント 22

ucyo

フレッドは納豆が食べられるそうです。
by ucyo (2007-03-12 02:26) 

knacke

ウォーリーを探すんじゃないんだね・・・。
by knacke (2007-03-12 03:53) 

飴ちゃんですか・・・お礼は

じゃ、お薦めはアタシの記事でも紹介していた「男梅キャンデー」がイイですよ。

アタシはアンディ(仮名)を捜しています。
最近見かけなくなった、カッコイイ外人ちゃん。
by (2007-03-12 08:33) 

OTOKO

かっこいい日本人に財布を拾ってあげた>凄いヒント。
間違いなく見つかります。
by OTOKO (2007-03-12 13:59) 

わ〜ちん

まだ大阪にいるかな・・・
片っ端から、フレッド(仮)かどうか確認してみます・・・


って名前すら仮名!?
by わ〜ちん (2007-03-12 15:05) 

フレッド

ワオ!君があの時のナイスガイか!
私がフレッドだ。

よく私の名前が判ったね。
サイフを拾ったことはよく覚えているよ。
喜んでもらえて光栄だ。

でもアメは遠慮しとくよ。
ワイフが最近太りすぎだっていうから甘い物は控えてるんだ。

それにしても私が君のメッセージを偶然見つけたなんて凄いことだね。
まるで大西洋の中から1本のバナナを拾うようなものだよ。

翻訳ソフトで翻訳してみたんだがうまく日本語になってるかな?
読めなかったらごめんよ。

それじゃこの辺で私は失礼するよ。
もうすぐお茶の時間だからね。

ではいつの日かロンドンで会おう。
バーイ!
by フレッド (2007-03-13 01:48) 

フレッドだ・・・・
by (2007-03-13 02:02) 

フレッド…。


アメ、欲しかったのかな?
by (2007-03-13 04:43) 

いちご☆

フレッドは もう 見つかったんですね。
という事は シシリンさんは かっこういいんですね。 了解です
by いちご☆ (2007-03-13 09:56) 

天女が遊

最後・・・ガックリ^^;(笑)
私8500踏んじゃいました^^
by 天女が遊 (2007-03-13 11:49) 

michan

お元気でしたか?
すっかりご無沙汰して申し訳ありません^^;
by michan (2007-03-13 21:14) 

諄諄

フレッド、見つかってよかったね。
by 諄諄 (2007-03-13 23:15) 

Gamaoyabeeeen

イギリスは日本との時差が-9ですから、↑↑↑↑↑↑↑のフレッドは3月12日の夕方にコメントを書いていることになりますね。で、もうすぐお茶の時間だと言っていますが。イギリスでは夕方からお茶の時間なのですね。
by Gamaoyabeeeen (2007-03-14 00:41) 

カテキン

★ご訪問ありがとうございます。
とりあえずまとめてのお返事を一言だけさせていただきます。


おそらくこのフレッドは違う人かと思われます。
「まるで大西洋の中から1本のバナナを拾うようなものだよ」という台詞が怪しい。

ホンモノのフレッド、並びにフレッド情報をお待ちしています。


(あと、こんな記事になっちゃったのでこの話はネタっぽいのですが、
財布を落とし、それを拾ってくれたガイジンさんが居たのは本当のことです。
本文中のほとんどの内容は実話です。
俺が文章書くと嘘っぽくなっちゃうんだよなあ(汗) )
by カテキン (2007-03-14 03:14) 

みかまん

アメリカ人だと財布は持っていかれた気がする。
う、う~~ん^^;
でも確かに、ラッキーでしたよ、会長。
フレッド、私も探してみます。?
by みかまん (2007-03-14 13:07) 

maomao_pong

あ、うちの兄がフレッドといいますが。
by maomao_pong (2007-03-14 14:37) 

がぁこ

↑のフレッドは。。。。ダレ?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
by がぁこ (2007-03-14 23:26) 

うらなみっこ

たぶんうちの屋根裏で時々聞こえる物音は
フレッドの仕業かと思われますが。
見に来ます?ww
by うらなみっこ (2007-03-15 12:22) 

ma-ku

私が落とした財布もフレッドさんに拾ってもらいたかった・・・。(^^
by ma-ku (2007-03-18 07:38) 

イギリス人のフレッド(仮)さんですね?なるほど・・・
それとなく韓国の国際交流員さんに当たってみときますね(笑)
by (2007-03-20 10:22) 

アンジェラ

半年前の記事なのでもう時効かしら?
うちの主人がフレッドです。
「何故財布をネコババしなかったの!」と夫婦喧嘩した記憶が・・・・





ないです(笑)

心温まるいいお話でした♡
お礼はアメかよ! 一応突っ込んどきました(笑)
by アンジェラ (2007-09-20 12:10) 

Constan_et_LeuLeu

フレッドは、日本にいて一目でガイジンと分かるヒトのほとんどが体験するように、大勢の日本人に異常に親切にされ過ぎたうえに、昔話「鶴の恩返し」などを読む、文化人類学的に研究熱心なヒトだったのでしょう。お財布は、フレッドが母国イギリスでは絶対にしない 「恩返し」。

私、外国にいて一目でガイジンかどうか分からないヒトに、現地のヒトがフツーにやっているようにつれなくしたら、「ヲマエ イガイノ ニッポンジン ミンナイイヒト ヲマエ イジワル」 と言われました。以来10数年、厄年がずっと続いているが如き、幸薄い人生。

by Constan_et_LeuLeu (2008-06-06 00:52) 

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