SSブログ

ディープインパクト [未分類 画像無]

さて、今週の月曜日の3月5日に起こった衝撃的な出来事について書こう。


3月5日は凄い強風の日であった。

全国的にそうだったようで、トラックがひっくり返っただの、
屋根が飛んだだのとニュース等で報道されていた。


確かにトラックがひっくり返ったり屋根が飛ぶぐらいの風は凄いことだ。

しかし、俺はこの時の風の強さをもっと深く感じさせられたのである。



今から書くことは真実だ。

限りなく嘘っぽい話だが本当に起こったことだ。


書こうか書くまいか悩んでいたことだが、つい先程書くことを決断した。

これを書くことによって不快に感じる方も居られるかもしれないと思ったからこそ悩んでいた。


しかし、このブログもリニューアルし、「素」で書くことに決めたばかりだ。

よって思い切って書くことにしたのだ。




3月5日はさっきも書いたように凄い南風が吹いていた。

そんな中、俺は車を運転していた。


横風になると、まっすぐ走っていても車が片側に寄せられる。

車を停車させると、車が風で揺れる。



そんな中、前方の信号が赤になった。

俺はドアを開け、右足を車外へ出し、地面に靴の底を押し当てた。


って、どんなブレーキやねん。

普通にブレーキを踏んだ。



横断歩道を歩く人も強風で大変そうだった。

傘なんか持っていられないほどの強い風の中、おじさんや女性など10人ほどが渡っていた。


スカートを押さえながら歩く女性。

「もっと頑張れ、風」と少し風を応援している不謹慎な俺。



さて、それは置いておいてここでもう一度念を押しておく。

この話は真実だ。


まるでドラマやコントのような話だが実際あった話だ。

それを踏まえて続きをどうぞ。




凄い風の中、横断歩道を渡るおじさん。

すると、そのおじさんの帽子が飛んでいってしまったのだ。


まず、その帽子は浮き上がった。

そしてその後降下し、交差点の真ん中辺りまで転がっていった。


俺は帽子が車に踏み潰されないかと心配した。

だが、上手い具合に車に踏まれていない。



そんな光景を見ながらあることに気がついた。

「やけにフサフサした帽子だな」と。


ロシア人がよく被っている毛皮で出来た帽子なのだろう。

これは暖かそうだ。



しかし、よく見てみると何か違う。

















もうお解りだろう。



ロシア人が被っている帽子は毛皮で出来ている。

何の動物かは知らないが、動物の毛を利用して作られている。


しかし、今回のこの帽子の毛は動物の毛で作られているわけではない。


そう・・・









人毛(みたいな毛)で作られているのだ。


まあ、ぶっちゃけストレートに言ってしまうと「カツラ」というものだ。




俺は生まれてから初めて見た。

今まで数々の衝撃映像を見てきたがこれを実際に見たことはなかった。



「風でカツラが飛ばされるシーン」



コントでは見たことはある。

いや、コントでしか見たことがない。


おそらく人生でこれを実際に見たことのある方は少ないだろう。

全国でも147人ぐらいではないだろうか。


「フライング・カツーラー」という名の飛行物体。



それを俺は見てしまった。

何か見てはいけないものを見てしまったという罪悪感。


しかし、「見た」のではなく「見えてしまった」のだ。

なのでこのおじさんには申し訳ないが、仕方がないことなのだ。



その後、信号は当然青になる。

俺はドキドキしながらもその交差点を抜けて走り去る。


僅か数分間の出来事。

あまりにも予測出来ない展開だった。



今思い返すと、あの後彼は交差点の真ん中まで取りに行ったのか気になる。

何も考えずその場から立ち去ってしまったことに後悔している。


他の人たちの反応はどうだったのだろうか。

おじさんはどうやって回収しただろうのか。

また被ったのだろうか。

それとも諦めてしまったのだろうか。



今思えば疑問でいっぱいだ。

引き返せばよかった。




さて、まとめよう。


皆さんも脳でこの衝撃映像を想像してみてほしい。

キーワードはこれらだ。


これで映像を脳内で作ってみてほしい。




「フワっと浮き上がり、急速上昇し、その後下降し、転がって静止」


「路面に張り付く毛」


「焦るおじさん」


「凍りつく周りに居た人々」




皆さんはこの時俺が見たこの光景、ビジュアル化出来たであろうか。




【今日の一言】

「黒いスキンに慣れてしまっていたせいか、白いこのブログ画面が眩しくて困る」


nice!(28)  コメント(16)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 28

コメント 16

アイコンのシシリンさんの髪の毛を、少しおすそ分けするとか・・・?
by (2007-03-11 01:10) 

ん~~~~セツナイ。

電車で 酔っ払って寝てるおじさんの股間意
前に立ってたお嬢さんの
つけ毛が・・・・
ポトリと落ちてしまったときのようにセツナイ・・・
くすくす笑う周りの異変に気づき
股間を見て 驚き
ズボンにしまってしまったおじさん・・・
あんたのあれはそんなに毛深いのかー
by (2007-03-11 04:40) 

あ、こっちに「バナナ好きが集う会」の入会願いをしたほうがよかったのかな?
2006・2・20の記事に書いちゃった!!
よろしくお願いします。
69番で。
by (2007-03-11 04:54) 

ショージ

カツラって高いのかなぁ?
おじさんは、きっと必死で拾いに行ったんじゃないですか(-.-)
by ショージ (2007-03-11 07:34) 

お散歩爺

正しいものに○をつけよ。
  知らん顔して通り過ぎる。
  拾って持って行ってやる。
  おじさんの手を引いてやる。
  拾って自分でかぶる。・・・爺はこれにするかな(笑)
by お散歩爺 (2007-03-11 09:24) 

ちか

えっと、知らん振りしたほうがお互いのためですね。
そして、この手の話を聞くのは2度目です。
本当にあった話で。
by ちか (2007-03-11 13:42) 

ucyo

実際目の当たりにしたら
見て見ぬふりをしてしまいそうです(笑
by ucyo (2007-03-11 14:22) 

mouse1948

シシリンさん、こんにちわ。
亡き父をの頭髪を思い浮かべれば、私がハゲになる心配はなさそうだ。
でも頭のてっぺんがかなり薄くなっています。
by mouse1948 (2007-03-11 17:22) 

がぁこ

小さい頃がぁ母も横断歩道で「フライング・カツーラ」しちゃって
行き交う車の間を駆けずり回ってた光景を思い出してしまった・・。(>_<)
by がぁこ (2007-03-11 20:09) 

このおじさんがタケコプターを浸けた場合、髪の毛だけが(イヤ カツラ)
空中を飛んでいってしまうのか、心配になりました。

(*ノ▽ノ*) イヤン

「助けて~ドラえもん」
by (2007-03-11 21:56) 

OTOKO

駅のホームの椅子で居眠り中のオジ様のカツーラが
よりによってお股に落下していて・・・
目覚めて慌てたオジ様は
よりによってわざわざ見当違いの場所に格納した
というお話は聞いたことがありますが・・(//▽//)
by OTOKO (2007-03-12 13:56) 

わ〜ちん

この衝撃は・・・耐えれないかも!

非常にドラマチックな展開ですね・・・
一生のうちで、何を思い出すかと訪ねられたら、衝撃部門第一位ですね(笑
by わ〜ちん (2007-03-12 14:05) 

天女が遊

流石!何時読んでも楽しい・・・中程で落ちが・・・(笑)
by 天女が遊 (2007-03-13 11:42) 

諄諄

ほんと、白いスキンってまぶしい・・・・

ところで、おじさんの頭の素の残量はどれほどだったのでしょうか?
by 諄諄 (2007-03-13 23:12) 

うらなみっこ

私も最近久しぶりに白にしました。。まぶしいっす。
ヅラの人って、つむじが不自然だからすぐわかるっすよね^^;
きっと拾いに行って、ふつーに被っているものと思われます〜。
それより、ヅラエピソードの影に隠れた、
スカートがめくれちゃったであろうエピソードがあるはずだ!!
by うらなみっこ (2007-03-15 12:21) 

オイラはフライング・シターギーにしかまだ遭ったことがありません(笑
しかしそのおじさん・・・かなり・・・

哀愁漂ってますね。・゚゚・o(iДi)o・゚゚・。
by (2007-03-20 10:12) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。