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沖縄旅行ネタその3(西表猫捕獲編) [泣ける沖縄旅行シリーズ]



【Canon IXY DIGITAL 10】





「那覇」→「石垣島」間を飛ぶ飛行機、JTAのB737-400。


窓の外を眺めるとそこにはエメラルドグリーンの海が広がる。








それにしても、








これって高度低過ぎじゃん!



海が近っ!









何か変だと思ったら、










この写真は「船」から撮ったのであった。











さて、予告通り今回は「沖縄旅行ネタその3」をお送りしたい。



「沖縄旅行ネタその1(川平湾遭難編)」

「沖縄旅行ネタその2(石垣島缶詰編)」



に続く第3弾。


(注:記事タイトル小変更あり)





題して「沖縄旅行ネタその3(西表猫捕獲編)(イリオモテヤマネコ捕獲編)」





それなりに長い記事なので読むのが面倒だと思われるので、止めるなら今だ。


画像もかなり多い。(ギネス申請中)



この後も読む決意が出来たなら続きをどうぞ。








さて、何度も書いていてしつこいが、石垣島から那覇行きの航空便が台風の為に全て欠航である。


本来は12日に石垣で1泊し、翌13日夕方に那覇へ向かうはずだった。



しかし、13日全便欠航、14日も欠航、15日の朝一の便でやっと予約が出来たという有様だ。





したがって3日間を石垣島で過ごさねばならない。


そこで急遽14日、石垣島からそこそこ近い西表島へ行くこととなった。







西表島へはフェリー(船)に乗って行く。



冒頭の写真はその「船」の窓から撮った写真だ。




飛行機の窓からの写真ではない。


我が家の窓から見た庭の池の風景でもない。






朝、フェリーターミナルへ行く。


イカダや漁船ではなく、ちゃんとしたフェリーに乗りたいからだ。



イカダで漂流するつもりも、漁船でイカを釣るつもりも毛頭ない。









ここから船に乗り、「トキ」を探しに行くわけだ。





違う。


それだと佐渡島だ。









                           
                           ↑

手前の陸上に置いてある簡素な船に乗る。 これ


確か乗る船の定員は120人だとパンフレットに書いてあったはずだ。



これに120人乗るのは無茶だ。







ではなく、海の上に普通に停泊している「サザンドリーム」というちゃんとした船に乗る。



当たり前だ。







そして珊瑚礁が広がるエメラルドグリーンの海を船はひたすら西表島へ向かい約45分間。



海は少々「荒れ気味」だった。


ちなみにうちの妻のお肌は「荒れ放題」だ。











─── 船は海の上を航行中 (しばらく船に乗ってる気分になってください) ───










さて、いよいよ西表島に到着だ。






果たして俺はイリオモテヤマネコを見つけることが出来るのだろうか?



















居た。





しかし、よく見ると2次元。



絵だ。






残念。








島に着き、まず最初の観光地へ行く。


その最初の観光地はただの「信号」だ。





島には2箇所しか信号が無い。


しかも2箇所目は最近出来たらしい。






次の観光地は「小学校」だ。


生徒が十数人しか居ない島唯一の小学校。






次の観光地は「中学校」だ。


生徒が十数人しか居ない島唯一の中学校。








・・・・・・・・。





「信号」と「小学校」と「中学校」が観光地かよっ。








そして次はまた船に乗る。


何ていう川か忘れてしまったが、小さい船で川を上流に向かって上っていくという観光である。









出発。



窓も無い小船だ。


乗った客全員が必死でオールを漕ぐ


















ってことはない。


ちゃんとエンジンがついている。










マングローブだらけの光景。



ああ、大自然。










完全にジャングルだ。


気分はディズニーランドのジャングルクルーズ。




作り物の恐竜が出てきそうだ。


そういえば「2足歩行の某ネズミ」を見かけたような気もする。









ただひたすらマングローブ。


とにかく視界に入るのは全てマングローブ。





いくらマングローブとはいえ、木ばかり見てるのも退屈だ。


所詮、木だ。





マングローブばかり見ながら船は川を進む。


そして30分ほどすると目的地に到着だ。





船着き場で船を降り、渡り廊下みたいな所を歩いていくとそこにはなんと、




















木。



根が珍しい「木」があった。




結局ここでもやっぱり「木」かよっ。






「2分間」この木を見て、また船に乗る。


そして今来た川をまたマングローブを見ながら戻っていく。






これでは「木を満喫ツアー」だ。


「木尽くしツアー」とも言える。




まあ、「木材」好きにはたまらないツアーだろう。






さて、「木」は堪能出来たが、イリオモテヤマネコはもちろんまだ見ていない。



何処に居るのだ、イリオモテヤマネコ。






















居た。



ここに居たのか、イリオモテヤマネコ。






しかし何かが違う。


ネコに角はない。




これは牛の「ウシ君」だ。






実はこのウシ君は交通手段である。


彼は俺たちを乗せた水牛車を引っ張って「由布島」に連れて行ってくれる。



初乗り690円、車内は禁煙、夜間は割り増しです。









ここは海である。


そして向こう側に見える陸地が「由布島」だ。





ここは干潮の時、海はこんなに浅いので、こうやって海を渡ることが出来る。


電線が由布島へ繋がっているのが見える。





ちなみに普通の車もこの中を走っていた。


「橋ぐらい架けろ」と俺は言いたい。










まあとにかくこんな感じでノロノロと西表島から由布島へ渡る。


俺は今までいろいろな乗り物に乗ったが、その中でもとびきりノロい。



徒歩より遅い。





しかしながら、この牛は速度は遅いがある面では凄い。


なんと「完全自動操縦」なのである。




「Full Automatic Operation Control Cow Car System」


ローテクなこの牛車も、あえて大袈裟にこう書くと何やらハイテクっぽくてカッコイイ。





一応運転手は乗っているのだが、ただ乗っかっているだけだ。


牛は勝手に進み、勝手に曲がり、勝手に止まる。




「ロボット」だと思ってしまうぐらい完璧に動く。


あるいは中に「人」が入っている可能性もある。










まあ、さすが温泉に浸かって疲れを癒しているだけのことはある。


ちなみにこれは本当に温泉だそうだ。



横にシャンプーと石鹸が置いてあったので間違いないだろう。







ところでイリオモテヤマネコはどこに居るのだろうか?


ここ由布島には居るのだろうか?






















居た。



やっと見つけたぞ、イリオモテヤマネコ。


こんな姿だったのか。





ただ「持ち手」っぽいものがついているのが気になる。


特別天然記念物に「持ち手」がついているとは思えない。






どうやらこれもイリオモテヤマネコではないかもしれない。


せっかくここまでやって来たのに逢えないのか。































今度こそ、居た。




今度こそ間違いなくイリオモテヤマネコだ。


やっと逢えた。




ポケモンをゲットだぜ。







俺はイリオモテヤマネコを探しに沖縄本土より台湾のほうが近いというこんな遠くまで来たのだ。


さあ、捕獲して連れて帰ろう。








そして今現在、このイリオモテヤマネコは我が家のリビングのTVの上に居る。


680円だった。



特別天然記念物は意外に安かった。






満足する結果が得られた俺は、その後また船に乗り西表島を後にした。




おそらくもう2度と来ないであろう西表島よさようなら。


「木」がたくさんある西表島よさようなら。







そして石垣島に戻った俺は、「バナナの木」を探すという会員から授かった使命を思い出した。


俺はどちらかといえばバナナよりパイナップルの木を探したい。




なぜならパイナップルのほうが美味しいので好きだからだ。




しかし「バナ好会」会長という立場上、仕方なくバナナの木を探さなければならない。

















って、また「木」かよ・・・・・。









でも自然に触れることは良いね。(←木に対するフォロー)







つづく







【次回予告】



沖縄旅行ネタその4「南国でバナナの木を探せ編」

沖縄旅行ネタその5「国際通り海ぶどう購入作戦編」

沖縄旅行ネタその6「妻のお土産を何ひとつ買わなかったら帰宅後正座させられ説教され今から買いに行ってこいと言われた編」



気が向いた時にいつの日か書く予定。

(書く内容を忘れてしまう確率87%、予告したことすら忘れてしまう確率67%、ブログの存在を忘れてしまう確率32%)




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コメント 10

長かったけど!?とっても面白かったです♪
by (2007-08-19 02:39) 

お散歩爺

爺がそっくり回った所なので、情景は分かります。
牛車だけは御者の歌を褒めたら夢中になって、牛はとんでもない方に行ってしまいました。西表の信号は当時一個だけでした。シシリンさんの為に増やしたな!” 、クルーズで見た木の根は板根なので、見た人は晩婚になる。(笑)
by お散歩爺 (2007-08-19 13:23) 

がぁこ

↑なんか恐ろしいこと言ってるー。

木と牛を見るツアー、ご苦労様でした~♪
牛君これだけネタ提供してくれてえらい!
by がぁこ (2007-08-19 19:43) 

ちか

えっと、長そうなので一日一行ずつ読んで行っていいですか?
由布島へ向かう牛さんよりも遅いスピードになると思うんですけど
大丈夫ですよね♪
・・・、って思ってる間に読み終えてしまいました☆
by ちか (2007-08-19 23:48) 

Gamaoyabeeeen

旅爺さんと同じで、10年前に行ったコースとそっくり同じですなぁ。
当時は信号機は1個だけだったので、希少価値も高かったと思われます。
いまはそれがなんと2倍に増えたということで、残念ながら観光資源としての価値は激減しましたな。
by Gamaoyabeeeen (2007-08-20 00:07) 

nicolas

橋つくったら、水牛さんのお仕事がなくなっちゃう・・・
と、シシリンさんの発言にビクビクです(笑)
by nicolas (2007-08-20 14:42) 

maomao_pong

あ、そうだった。牛君どうなったかと思って飛び→忘れて家に帰ってしまい
→戻ってきました。(笑)
by maomao_pong (2007-08-21 01:41) 

mahonokokoro

一度は行ってみたい所なんですよね~^^
面白かったです^^v
by mahonokokoro (2007-08-27 13:58) 

諄諄

牛のウシ君の記事でビミョーに当ててしまい、
笑点をみて、もっと勉強せねばと思いました。
by 諄諄 (2007-08-28 13:20) 

会長!なんだ、パイナップルの方がお好きだったんですね。(笑)
by (2007-08-28 19:28) 

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